大脳皮質基底核変性症|嚥下




大脳皮質基底核変性症|嚥下

このページでは大脳皮質基底核変性症を患う母の闘病記、嚥下について記録しています。

「嚥下障害」は大脳皮質基底核変性症の症状です。

難病情報センター:大脳皮質基底核変性症とは<外部リンク>






1.現状

現在の母の嚥下障害の症状は少しずつ現れています。

  • むせることが多くなった

  • 噛む時間が長くなった

  • 口の中に食べ物が長くある

  • 飲み込みに時間がかかる

  • 体重が減って見るからに痩せてきた

という状況です。


2.主治医に言われたこと



母の嚥下障害の症状について今月の通院時に主治医と話をしました。

次に注意深くみておく必要があるのは嚥下のことです。
お母さんの場合、左の脳がダメージを受けているので言葉が出にくくなる症状とともにこの喉の一帯の機能低下により嚥下障害が出てきます。
必ず出ます。
噛むということが遅れる、咀嚼が遅くなる、飲み込みが遅くなる、ご飯が食べられなくなります。
言葉が話せなくなるのとセットで咀嚼が落ちます。
咀嚼、喉は言葉を話す神経と同じなので気を付けてみてください。
言葉が出るのが遅れるようになったかどうかは「挨拶」で判断するとわかりやすいです。
挨拶をするのが遅れるようになったら嚥下についてもよく注意してください。

現在の母のご飯を食べる様子を見ていると確かに口の中に今までよりも長く物があります。
ゆっくりよく噛んでいるというより噛むことが遅くなっているからなのかもしれません。
また水分を取るのは細いストローからです。一度に喉に水が多く入ってしまう場合はむせが多くなります。 そして言葉の出の遅いかどうかをはかる基準は「挨拶」。
母と私のコミュニケーションは「阿吽の呼吸」で聞き取れない言葉まで聞き取ってしまっているので言葉の遅れに気づきにくいとのこと。
「挨拶」を交わすときに母が「挨拶」の言葉を言いたくても出にくくなったら嚥下もより注意深くみる必要があるとのことでした。

まとめ

「大脳皮質基底核変性症」の症状のひとつ嚥下障害が必ず出てくるので気を付けて注意深くみることが必要だと主治医から教わりました。

今回の診察では言葉が出にくくなっているがまだ自分が言いたいことを話すことができているので良いが、「挨拶」の出が遅くなってきた場合は言語障害が進んできていることになる、言葉を話す神経と嚥下は同じなのでより気を付ける必要があると教わりました。
私は母がまだできることを少しでも残しておくために、母が話すのをあきらめてしまわないように母の言葉を聞き取るように注意深く耳を傾けるようにしています。


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