生活

50代とは

「歳を重ねる」
いつの頃か思い出せませんが、自分が50歳を超えるということを全く想像できない自分がいました。
私は先を想像するのが苦手なのかもしれませんけど。

顔はしみしわが年齢相応にあります。髪の毛も白髪が占める割合が増える一方です。
それでも不思議ですが、私は私です。
小さい時からかわらず自分です。当たり前ですけど、自分から見ている風景も考え方もずっとかわらず私なのです。

50を過ぎて、外見の老化だけではなく、内部的な老化に気づくようになりました。
例えば、歩いているときに「あれ?膝が痛い?」足腰が弱ったという感覚が内部から湧き出てきます。
ご飯を食べているときに、「ごほごほ」何故かむせます。

60を間近に控えた会社の同僚が「普通に食べているのに、むせるのよ。こんなことが本当にたくさんある。老いるとはそういうこと。」
とむせながら言いました。

「ほーそういうことなのか」と今思います。

肩が痛い、疲れが取れない、長い時間眠れない、などなどはもう私の中では定番。
そして何より「やる気がおきない」はものすごい圧力で私にのしかかってきています。

お化粧するのも面倒くさい
お化粧を落とすのが面倒なんだもん
おしゃれも面倒くさい
出してきた服を片づけるのが面倒くさいから
ご飯食べるのも面倒くさい
片づけるのが面倒だ
買い物が面倒だ
買ってきたものを片づけるのにぞっとする
外に出たくない
コロナ禍をいいことに人と話すのが面倒くさい

「歳を重ねる」ことは自分の変化やなんとなく不調に気づきながらそれに応じた生活スタイルに変えながら時間を過ごすということなのかもしれません。

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