大脳皮質基底核変性症|症状|右上下肢のつっぱりの対処法




大脳皮質基底核変性症|症状|右上下肢のつっぱりの対処法

このページでは大脳皮質基底核変性症を患う母の闘病記、右上下肢のつっぱりの対処法について記録しています。

先日母は右上下肢が強くつっぱることがありました。

トイレに行きたいという母をベッドから車いすへ移乗。
その際に右側が強くつっぱっているのを感じました。
こんなにもピーンとつっぱるのは初めてのことなので母に質問をしました。

あれ?力が入っているの?
よくわからないけどそうみたい。


ふーっと力を抜くことはできる?
体が勝手にそうなって(つっぱって)しまう。

トイレに座らせるもつっぱりがひどく右側に私が立って体を支えていないとそのまま倒れ込んでしまいそうで、いつもと様子が違うなと思いました。
何とかトイレを出てベッドへ移乗しようとしたときに、母を抱えたままヘナヘナヘナとゆっくり床に座り込んでしまいました。
つっぱった右足がベッドの下に入り込んでしまいどうにもできなくなり、コールをして施設に助けを求めました。

通院の際に主治医にこのことを話しどうしたらいいのか尋ねました。



難病情報センター:大脳皮質基底核変性症とは<外部リンク>






1.主治医に教えてもらった原因

主治医につっぱりが起きたときの状況を説明しました。


大脳皮質基底核変性症は「固縮」という症状があるので、症状が出ている側の右上下肢がつっぱることがあります。
原因は疲れたりストレスが強くかかるとなります。

「お母さん最近必死にがんばっていたな〜」と思い当たる節がありました。



2.主治医に教えてもらった対処法



主治医が対処法を教えてくれました。

これを治す方法はありません。薬である程度のコントロールはできます。
時間の経過とともに症状が治まります。転倒を防ぐために安全な状態でいることが必要です。
右上下肢をマッサージをして筋肉をゆるめてあげると早く治まります。

まとめ

「大脳皮質基底核変性症」の症状のひとつに「固縮」があるので、それでつっぱることがあるようです。
その場合、安全な状況でなければ転倒をしてしまい大事になります。
強いストレスが続くと体や心がギューッとなるので症状に出やすいとのことです。
できれば早く気付いてストレスを取り除ければいいのかもしれません。
症状の出ている右上下肢をマッサージし、筋肉を緩めることで早く治まると教えてもらったので今後同じことが起きた場合はそれで対応してみようと思いました。

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